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確定申告を提出しようとして、期限が過ぎてしまうこともあるかもしれません。

期限が過ぎてしまう理由には主に、確定申告についてよく知らなかった、必要な書類を揃える時間がなかった、やり方がわからないなど様々な理由があるとかと思います。

確定申告の期限を過ぎてしまうと、
期限内に支払うべきだった通常支払う税金よりも多くの税金を支払うことになってしまいますが、そのまま放置しておくとさらに多くの金額を納税しなければいけなくなるため、期限が過ぎてしまっても早めに対処することをおススメします。

このページでは、確定申告期限後の提出において、
どのような税金がかかってくるのかを紹介させていただきたいと思います。

もしも、期限が過ぎてしまった場合は
これから紹介させていただく税金の種類を知っておくことで、
どのくらいのお金を手元に残しておけば良いのかがわかるため
ぜひ知っておいて頂ければと思います。

確定申告の期限を過ぎたらかかる税金とその対処方法①～延滞税の対処方法～

確定申告の期限を過ぎて提出すると延滞税という税金がかかります。

延滞税は期限後２カ月以内であれば軽く、２カ月を過ぎると負担が重くなってしまいます。

そのため、期限後に提出するのであれば、
期限後であっても２カ月以内に提出するようにしたいところです。

２カ月あれば、一通り確定申告についての勉強もできると思いますので、一つ一つ丁寧におさえて、提出するようにしていきましょう。

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また期限後の提出においては早ければ早いほど税金を軽くできるため、
２カ月間たっぷりと時間をとって納税するよりも、
２カ月以内にできるだけ早く提出しようとした方が良いです。

これは延滞税の計算式が下のように計算することができるからです。

☆延滞税の計算方法

納付すべき本税の金額×延滞税の税率×延滞日数÷３６５＝延滞税額

上記のように延滞税の計算には『延滞日数』という項目があるため、
なるべく早く提出した方が安く済ませることができます。

そのため、もしも確定申告の期限が過ぎてしまった場合でも、
なるべく早く確定申告をするようにして納める税額を最小限にとどめていくことをおススメします。

確定申告の期限を過ぎたらかかる税金とその対処方法②～無申告加算税の対処方法～

確定申告の期限を過ぎてから納税する時には『延滞税』ともうひとつの税金である

『無申告加算税』という税金があります。

『無申告加算税』とは原則として納めるべき税額に加えてさらに無申告加算税という税金がかかってきます。

無申告加算税は納めるべき税額のうち５０万円までは１５％、
５１万円以上の部分については２０％の割合を乗じて合算した金額となります。

これを聞くとかなり多くの税金をとられてしまうと心配になってしまいますが、
無申告加算税については、納めるべきぺナルティを安くできる『軽減措置』というものがあるため、軽減措置になるようにする方法をしっかりとって『軽減措置』をとれるようにしていきましょう。

軽減措置にする方法は以下の通りです。

～軽減措置にする方法～

・法定申告期限日から2週間以内に、期限後申告を自主的に行っていること。

・期限内に申告するという意思があったと認められる次の2つの条件に該当すること。
　　1. 期限後申告における納付すべき税額を、法定納付期限内に納付していること。
　　2. 期限後申告を提出した前日から遡って5年以内に、無申告加算税や重加算税が課されたことがないうえに、期限内に申告する意思が認められて、無申告加算税が不適用だったことがないこと。

引用：国税庁ＨＰ

上記のように、期限後であっても
軽減措置をする方法をしっかりとっていけば、無申告加算税を安くすることができます。

そのため、期限後であっても、なるべく早く提出するように心がけて、納税していくことをおススメします。

ちなみに、軽減措置をとった場合の税金は、
納めるべき税額全体に対して５％の割合を乗じた金額となります。

軽減措置を取っていない場合と比べるとやはり大きく違ってきますので、ぜひ軽減措置を活用されてください。

以上が確定申告期限後に提出した場合の税金の種類です。

次のページでは、
確定申告期限後に提出する場合にどのようにしたら早く提出できるのかについて紹介させていただいていますのでそちらも合わせてご覧ください。

次のページ⇒
確定申告　期限過ぎたらどうすれば良いのか？期限後の３つの対処方法

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