<この記事を読むのにかかる時間の目安:この記事は5分で読めます>
収入印紙が必要な場合とは、
契約書や領収証のやりとりがあった時ですが、
その時は税込で基準価格を上回ったら必要になるのでしょうか?
それとも税抜きで基準価格を上回った時に必要になるのでしょうか?
またもし、収入印紙を貼り忘れてしまった場合はどうしたらよいのでしょうか?
このページでは収入印紙が必要になる条件について
紹介させていただきたいと思います。
☆収入印紙の価格改定~収入印紙は税込み?税抜き?で5万円以上の時に必要?~
収入印紙が必要になるのは、
5万円以上の買い物をした時に必要になると言われていますが、
税込で5万円以上の時なのか、税抜きで5万円以上の時なのかについて
明確に理解している人はほとんどいません。
そして結論から言うと税込で5万円以上の時に収入印紙が必要になります。
ただし、領収証に記載された価格が
税抜き価格と消費税を分けて書いてあるような場合は、
税抜き価格で判断することになります。
そのため、収入印紙を貼る側からすると
税込で5万円を超えていても、税抜きで4万円台で書くことのできる金額であれば、
税抜きで4万円台の金額を書いて消費税は別に記入した方がお得になります。
例えば、48000円の商品を購入した場合。
48000円の商品で消費税を加えると51840円となり
通常はこの金額を領収証に書くことになりますが、
本体価格48000円、消費税3840円とすることにより
領収証に記載された価格が5万円を超えていないため、
収入印紙が必要なくなります。
そのため、このような場合、
収入印紙代を貼らなくても良くなるため
収入印紙代を節約することができるのです。
収入印紙についてはこのような裏技ができるようです。
☆収入印紙の価格改定~収入印紙を貼り忘れた時はどうしたらよいのか?~
収入印紙を貼らなければならないのに、
貼るのを忘れてしまった場合、どうなるのでしょうか?
その答えは、後ほど『追加徴収』を受けることになります。
もしも収入印紙を貼り忘れ、
税務調査されるまでずっと忘れていた場合は、
その時に支払わなければならなかった収入印紙の金額の3倍の
金額を支払うことになります。
200円程度であれば、3倍と言っても600円程度ですので
ちょっとした出費くらいで済みますが、
収入印紙の中には10万円や、20万円を超えるものもあるため、
このような場合は大きな痛手になってしまいます。
そのため、あなたが収入印紙を用意する立場で
収入印紙が必要な場合はなるべく貼り忘れないように気をつけるようにしたいところです。
大きな金額のやりとりがある場合は
収入印紙の存在を思い出すようにする習慣を
持つようにしましょう。
また、収入印紙を貼り忘れたとしても、
税務調査を受ける前に自分で申告をした場合は、
1、 1倍の追加徴収で済みますので、
もし収入印紙を貼り忘れたことに途中で気づいた場合は
すぐに申告するようにすると良いです。
あなたにおススメの関連記事
- None Found