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これから独立開業を行いたい方や
副業を行っていてまとまった金額が入るようになってきたので、
独立しようと思われている方は
開業届を提出するタイミングを知っておくようにすると良いです。
ネット上の情報には特に開業届を出さなくても
大丈夫というような記載も見受けられますが、
開業届をしっかりと提出しておくことで、
あなたは税務署から信用される人になりますし、
後から税金を取られるというような悲惨な事態を未然に防ぐことができるため、
最初から正々堂々と開業届を提出しておいた方がおススメです!
他にも開業届を提出することで納める税金を安くできるなど
得られるメリットがたくさんあるため副業で年間20万円以上の粗利が出た時や、独立開業を行いたいということであれば必ず提出しておいたほうが良いでしょう。
今回はその開業届を提出するタイミングや
開業届を提出するためのステップを紹介していきます。
初めての方も無理なく進めるように解説していきますので
参考になれば幸いです。
☆開業届を提出するタイミングとは?
開業届を提出するタイミングは基本的に
その事業をはじめてから1カ月以内という定めがあります。
しかし、実際には独立したてで開業届の提出期限を知らずに提出できなかったという方や、知らなかったという方、または忘れてしまっていたという方も多いのが実情のようです。
開業時は忙しいことが多いため、
開業届を提出することを忘れてしまうことも多いようです。
そのため、開業届に関しては、事業を始めてから
1カ月以上経っていても、気づいた時に提出するようにすれば
特に何も言われることはなく受理してくれるようです。
ぺナルティも特にありません。
当サイトの管理人も事業を始めた時に開業届を提出しておらず、
1か月以上経ってから開業届を提出しましたが、何も言われることはありませんでした。
当時は税務署に行った時に何か厳しく追及されるのかと
怖かったのですが、ちゃんと提出さえすれば大丈夫でしたので
そこは大丈夫のようですので安心してください!
事業を開始してから1カ月以上経ってしまい
「まずいな・・・」と思われている方も
今から提出すれば大丈夫ですので
安心して提出していただければと思います。
☆開業届を提出すると損をする?はウソ?
独立開業をすると開業届を提出することになりますが、
中には独立開業しても開業届を提出しない方も
いらっしゃるようです。
その主な理由は開業届を提出すると
「支払う税金が多くなるから嫌だ・・・」ということらしいです。
しかし実際には、しっかり開業届を提出して、
正々堂々行っていった方が支払う税金は少なくなりお得になります。
なぜなら、しっかり開業届を提出しておくと、
確定申告をする際に青色申告(65万円控除)をすることができるようになり、
開業届を提出していない方が確定申告時に
提出する白色申告(控除なし)をするよりも圧倒的に納める税金が減るからです。
(青色申告の詳細は(青色申告とは?)のページにあるとおりです)
つまり開業届をしっかり提出しておくのと
提出しないのとでは以下のような違いがあります。
・開業届を提出した人⇒青色申告(65万円控除)で申告することができる
・開業届を提出していない人⇒白色申告(控除なし)で申告しなければならない。
開業届を提出しておかないと納める税金額が高くなってしまうということですね;
このように、開業届をしっかり提出しておくのとしないのとでは、
納める税金がかわってくるため最初から開業届を提出しておいた方が良いのです。
事業を行っている以上、確定申告は避けて通ることはできませんし、
どんな事業者であっても確定申告は必ず行うことになるため、
それならば最初から開業届を提出して青色申告をした方が良いでしょう。
マイナンバー制度も始まりましたので、
もし確定申告をしていなければ、時間の問題ですぐに発見されます。
その時は、延滞税というものがかかり、通常通り税金を支払っていた時よりもさらに多く税金を支払わなくてはいけなくなりますので、
やはりはじめから開業届を提出し青色申告をするという流れを作っていた方が良いですね!
☆開業届とは?~まとめ~
・開業届は提出しておいた方が良い。
・開業届を提出するタイミング⇒事業開始から基本は1カ月以内ですが、気づいた時に提出すればぺナルティもなく受理されますので安心してください。⇒(※確定申告時までには必ず提出するようにしてください。)
・開業届を提出しておくと確定申告をする際に青色申告をすることができ、結果的に支払う税金を安くできる。
・確定申告自体を逃れることはできない。⇒確定申告を逃れようとする場合、後で延滞税がかかりさらにおさめる金額が高くなってしまう。または脱税になってしまいます。
次のページでは開業届を提出するために
必要なステップを見ていきたいと思います。
次のページへ:開業届を提出するには?開業届を提出するための4つのステップ
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